【Innovation IFA ConsultingのIFAインタビュー】3月入社のIFAに転職について聞きました！

・野村證券出身

・50代男性

前職、前々職と証券会社勤務で計25年ほどリテール営業をしていました。

地方支店採用という事もあり、担当のお客様とは長年同じ方向を向いて営業活動を展開してきたつもりですが、昨今、証券業界が過渡期という事もあり、大手金融機関は効率化を計るため、相次いで支店閉鎖やリテールからの撤退を行っていますし、また、過度に信託報酬を中心とした収益モデル、人事評価制度に偏った変化をしており、今後長期に渡ってお客様とWIN-WINの関係を続けていくのに何かと不自由が多いと感じておりました。

そういった環境の中、IFAとして活躍する人材は急激に増加しており、会社の方針や都合にとらわれず、それぞれのお客様の状況を考え、マーケットや世界情勢に応じて自由で臨機応変な対応や情報提供が可能なIFAという業態は今後リテールの資産管理ビジネスの主役になれる可能性があると考えたからです。

当初は、やはり新しい業態でもあるので

・生活基盤が構築できるのか

・またそれが持続出来るのか

など不安定な一方で、実力次第では大きな成功が可能という印象でした。

また、IFAはそれぞれが個人事業主という事もあり販売管理体制が不十分で、場合によっては「強引な取引などが多発しているのではないか」というイメージがありました。

ただしこれらのイメージはIFAという業態の収益構造上、お客様とWIN-WINの関係を築けなければ持続できませんし、自分自身が提供していきたいサービスに照らして考えてみると払拭できました。

現在では今後普及し成長していくアップデートされたリテール営業のスタイルだと感じています。

前述した通り、

・生活基盤やその持続性に対する不安

はもちろんですが、

・所属先が大手金融機関でなくなってもお客様の信頼は得られるのか

・提供できる商品やサービスはどの程度なのか

・タイムリーな情報取得やレポートなどは手に入るのか

などの営業活動に直結する不安に加え、

・証券業協会や金融監督庁はIFA業界をどのように考え、今後規制などが強化されるのでないか

などの不安がありました。

解決してない事もありますが、幸いな事に前職の同僚が当社に複数人在籍している事もあり、直接、何回もインタビュー出来た事が助けになったと思います。

業界最低水準の在籍コストやバック率の高さから、「自分自身で出来そうな事を積み上げて考えれば生活基盤を維持するのにどの程度の実績が必要か」などのメドも立ちますし、販売管理体制なども常にアップデートされている事がわかりました。

また提携の証券会社、保険会社も多く、ほぼワンストップでサービスを提供していけると思いました。

まだまだ不安な部分はありますが、自分なら出来るという7割の自信と3割の恐怖感のなかで、やるしかないという覚悟で解決して行こうと思います。

マーケットや世界情勢は流動的で、すべての提案がうまく行くわけではありません。

ですので提案する商品やサービスを決めるのは慎重になりますし、またうまく行かなかった時の対処など相談する仲間は必要だと思います。

さらに販売ルールや取扱商品、税制など日々さまざまな事がアップデートされていく中で社内の情報共有を重視している当社は、完全独立的な立場で他社でIFAをするよりも活動がしやすいと思いますし、社内の多くの人と接する事で自分自身のモチベーションの維持もしやすいと考え、Innovation IFA consultingを選びました。

お客様それぞれの立場に合った提案やサービスを提供するため今後も情報収集や投資理論の理解に励み、長期的に信頼される友人でありたいと思います。

また微力ながらIFAという業態をメジャーにする事にも尽力したいと思います。

私自身は金融業界でしか働いた事ないので他業種と比べてIFAが良いかどうかは正直わかりません。でも金融業界の人が他業種への転職を検討するとかなり悲しい状況になる事が多いのは事実です。

もし、金融業界内での転職を希望するなら早い方が良い。何故なら必ず顧客開拓から始めなければならないからです。大手金融機関は今弱っていると思います。顧客はどんどん高齢化していきますし、ネットで買える商品をネットと同じセールストークで販売してるわけですから。

もし、もっと満足度の高いサービスを提供出来るなら大きなチャンス到来だと思いませんか？夢と勇気と覚悟があればチャレンジしてみて下さい。自己責任ですが・・・